特に面白い日常話もなかったんで、今日は久しぶりにオススメ漫画のお話です。
最近読み始めてハマったんですよ。
タイトルは…
『月歌妖怪絵巻 九十九の満月』ッ!!作者は
「小雨大豆」先生で、連載の場はニコニコ静画のマンガコーナーで公式連載しています。
この
「小雨大豆」先生の事は朝目新聞さんに以前投稿されたイラストで知ってはいたんですよね。
特に、女の子の絵が上手くって印象的でした。
肌の質感や光沢の付け方がさすがって感じです。
俺
「
久しく忘れていたせェ…
こんな美しい皮膚をよォォォォ
ハァ
フ――
ハ――
ハァ――
美しい!
スゲェ美しいッ!
百万倍も美しい!
…………」
資料価値の大変高い絵だと思います。
ただ、個人的には漫画は絵より内容を重視するタチなんで、漫画の方はそれだけの印象だと読まずにスルーしてました。
そんなある日ことつい最近。
「小雨大豆」先生の『
九十九の満月』が最新話が更新された際だったか、そのサムネイルのイラストを見て、「相変わらず絵が上手いなァ~!」と目に止まり、せっかくだから読んでみることに。
『
九十九の満月』の大まかなあらましは、こんな感じ。
そこは巨大な妖怪屋敷。
幾千にも連なる"部屋"の中に、さまざまな妖怪が、独自の生態系を築いている。
そんな屋敷の中を、部屋から部屋へと旅する
人間の少年・鴨川満月(かもがわ まんげつ)は、
ある日、美しい龍の少女と出会う。
初めての感触。
初めての世界。
初めての恋。
妖しくも美しい幻想冒険譚。
誰も見たことのない、彼らの旅が今始まる!
時代背景が大正時代くらいのレトロな感じで、妖怪がモブとしても所狭しと登場します。
バトル要素も多々あって、ほのぼのだったりドタバタだったりするギャグも入るんですけど…
ストーリーで泣かされましたッ!!シクシクシクシク俺
「
うううううう
悲しい~~
ううっ
うう
つらいよォ~~~~~~
エエ~~~ン
悲しいよォォォ~~~~~
『雪男ほむらんの涙』………」
ガンガンガンガンガンガン登場人物の死も泣かせる演出が入ってて、十二分に感情移入しちゃいます。
それと登場人物の葛藤・悩み、それを救ってくれる大ドンデン返しが
なんとも心地良いッ!今までイラストからストーリーテラーとしての才能を読み取れず、読まなかったコトを悔いたくらいです。
あと、世界観も面白いですね。
妖怪だからなんでもアリってワケじゃあなく、
その世界なりの理屈や科学があるというか。
結構そこんところをこだわって作られてるんで、理系向きかも。
それと、
言葉遊びが豊富なんで、そーゆーのが好みの人にはなお合うと思います。
その2つの要素が、俺をハマらせたのかも。
他にも特徴として、普通の漫画とは違って
「ニコニコ漫画形式」という自動送りでBGMありの動画のような形式での連載なんですよね。
最初はどうなのかとも思いましたけど、慣れてくるとBGMが流れにマッチした時の演出がまたディ・モールト良いッ!
動画と静画のイイトコ取りって感じですかね。
ただ、ネックなのはプロとしてお金もらっての作品なので、途中の話は有料になってます。
一度購入すればずっと無料で楽しめるんですけどね。
常に無料なのは1話~6話と最新の2話とオマケ漫画が1話。
今はキャンペーン中だから間の数話も順々に無料公開中だったりします。
俺はそこで読めたのが幸運でしたね。
そこで感動してリアルに泣いちゃったから、
思わず全話購入ですよ。70話くらいまとめ買いして、約5,000円くらいかな。
決して安いとは言いませんけど、
その価値以上の満足感を得られてますッ!俺
「
ドワンゴさん……
オレはそこの九十九の満月とかの漫画の代金を支払わなくてはいけないだけなので…
それじゃあ……
買ったのはオレです」
バンッ俺
「
あ…
もう一度
たっぷり言わせていただきます
買ったのは……」
ドンッ俺
「
オレです!」
ババンッ俺
「
たっぷり!」
今では読み返して
「たっぷり」楽しんでます!
そんなこんなで、今の俺は涙あり笑いあり妖怪ありありの『
九十九の満月』にハマってるワケで、こーやって紹介してるんですけど、ネタバレ無しで作品の良さを紹介するのって難しいですね~
真の面白さを楽しんでもらうには、
やはり見てもらうのが一番ッ!『
九十九の満月』
↑ここから漫画のトップページに飛べますので、良ければドーゾ!
有料部分の一点だけがネックで百点満点の作品だとは言いませんけど、その一点を差し引いた
九十九の満足は味わえることでしょう!
※最近、サイトの更新がチンタラしてるのと漫画にハマっていることの因果関係はありません。
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テーマ : ジョジョの奇妙な冒険
ジャンル : アニメ・コミック